獣医さん、ペットカウンセラーなど、たくさんのわんこと接している職業の方たちの臨床経験による犬がストレスを感じる飼い主の言葉遣いが本に載っていました。
犬がストレスを感じる飼い主の言葉遣い
(1)去勢した♂(男の子)に向かって、「このコはもうオカマちゃんなの」
・ワンコは好きでオカマになったわけではない。
(2)ダメダメッ(怒)
・ダメと言われると、わんこは「自分がダメ」だと思って悲しくなる。
(3)多頭飼いをしている場合に名前を呼び間違えられる。
・わんこは自分が大切にされていないんだと思い、悲しくなる。
(4)シニア犬に対して、「もう、おじいちゃんだから」「もうヨボヨボで」
・ワンコは死ぬまで飼い主さんの役に立ちたいと思っている。飼い主さんにその意識がなくても、「役立たず」「老いぼれ」と言われたようで悲しくなる。
(5) しつけをなかなか覚えないわんこに、「ほんとうにお前は頭が悪いんだから」
・頭の悪くない証拠を見せるために、いろいろな問題行動を起こして自分をアピールしようとする。
(6)ペットとして溺愛され、つねに赤ちゃん言葉で話しかけられる。
・自分は一人前なんだよ、とマーキングや、飼い主さんに対する威嚇行動をする。
(7) 飼い主さんが、以前飼っていた動物の話ばかりしたり、その子の写真をたくさん飾って過去の思い出に浸っている。
・今、ここにいる自分を見て見て、と問題行動でアピールするようになる。時には、「自分は大切ではないんだ!」と悲しみ、落ち込む。
以上です。
私は、そんなにわんちゃんってデリケートなの!?ちょっと大袈裟ぽいなあーと思ったのですが・・・
でも、上記の言葉遣いは人間に対しては言えないというか、相手を気遣ったら使えない言葉遣いですよね。わんちゃんの精神脳は人間とさほど変わらないという話が本当なのかどうかはわかりませんが、いずれにしても、犬だからといって、マイナスの言葉遣いをするのは止めた方がいいと思いました。
(2)のダメダメッ(怒)は、以前にも使わない方がいい言葉だと学習したのですが、私は愛犬が悪さをしたときに、とっさに出てしまう言葉です。忙しいときに悪さをされたら
ヾ(。`Д´。)ノ キィ~~ッとなってダメッ!と言ってしまいます。
「ダメッ!(怒)」の言葉を変えるとしたら、
例えば、ワンコがゴミ箱をあさっていたとして、「ダメッ!(怒)」ではなく「こっちにも面白いものがいっぱいあるよ~♪」と声をかけてあげるといいようです。
優しい言葉遣いは、常に自分だったらどうして欲しいか考えながらワンコと接するようにすると、自然にできるような気がします。
我が家の愛犬りーちゃんは元気過ぎるお転婆な女の子なので、
「ダメッ!」ヾ(。`Д´。)ノ キィ~~ッとならないように、私は訓練が必要です!^^;
おやつちょうだーい! |
ワンコをあまりにも擬人化するのはよくないかも知れませんが、愛犬の犬格は尊重してあげた方が結果的には愛犬も飼い主も幸せになれると思います。
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